30代サラリーマンの葛藤

仕事にとって大切なことを書いたり書かなかったり

不具合報告書 ポイント

社会人になって顧客に不具合を出してしまい、

不具合報告書を持って謝罪・説明する機会はないでしょうか。

最近も不具合報告書を作成したこともあり、

作成のポイントを記載しようと思います。

 

不具合報告書を作成するポイントは3点あります。

それぞれのポイントは、以下の通りです。

  1. 不具合の内容
  2. 発生原因
  3. 処置・今後の対応

不具合が発生した場合、顧客に迷惑がかかるのは当たり前ですが、

顧客のさらに先のエンドユーザーまで迷惑がかかる可能性があります。

報告書の例文なんて、調べればたくさんでてきすが、

 

顧客が知りたい情報を載せること!が不具合報告書のすべてです。

その観点からポイントを説明します。

当方はメーカー務めなので、製品不具合においての説明になります。

1.不具合の内容

まずは不具合の内容を簡潔に、ここで必要になってくるのは

不具合の品種名、台数、発生日、などの基本情報

その上で不具合の概要や事象を説明。

ここではその不具合による、ほかの製品への波及の有無も記載。

 

2.発生原因

原因が明確であれば、発生原因や、その製品が出荷されてしまった

流出原因を記載。

もし原因がわからないのであれば、今どんな調査をして、いつまでに

報告できるかを記載。

 

ダメな例)原因がまだわかってません。

 

よい例)原因はまだわかっておりませんが、ただいま該当箇所の部品の調査を

部品メーカーに依頼しており、回答は○月○日になります。

 

3.処置・今後の対応

不具合の処置をどうするか?

現場に行って対応?製品を新しく作り直す?

今後の対策はどうする?など必要な情報を記載します。

ここで重要なのは、 いつ どこで だれが いつまでに 

意識して記載してください。

 

いつまでに不具合が解消されるのかが最も知りたい情報とも

言えます。

 

不具合の原因はこうで、対策は○○とします。

よくここで今後は気を付けます!みたいな言い方を丁寧にする人が

いますが、そんなのなんの対策にもなりません。

ここでいう対策は仕組みづくりのことを指します。

 

たとえばですが、エクセルで検査結果の数字を入力したとして、

検査の基準値を超えたまま、気づかず出荷してしまった。

 

この対策に「気を付けます!」は×です。

 

「検査の基準値を超えた値が入力された場合は、条件付き書式の機能を

使ってエラーを出力する」など具体的なおかつ仕組みとしてなりたつ

ものを記載してください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ポイントをまとめましたが、

最終的には、顧客が必要な情報をまとめて報告する。

ということが不具合報告書の意義だと思っております。

 

どういった不具合なのか

どのような原因なのか

どういった処置・対策がとえれるのか

それらはいつまでに対応できるのか

 

をまとめれ不具合報告書として成り立つと思います。

 

謝らなければとよくわからない謝罪文を書くことは、

何のにもならないよ!と今の部下伝えたい・・・。